じゃあ、おうちで学べる

本能を呼び覚ますこのコードに、君は抗えるか

2023-01-01から1年間の記事一覧

技術書やブログ、登壇資料の参考文献は読んだ方がいい

はじめに 今年、わたしは女性との同棲を解消した。その過程で、円形脱毛症にも胃潰瘍にもなった。まるで自分の身体から生気が抜け落ちるような感覚に何度も襲われた。そして、人生でこれまでにないほど体重が増えるという、加齢を言い訳にしたような出来事が…

WIP: 2023年 俺が愛した本たち 非技術書編

この記事は、3-shake Advent Calendar 2023 21日目のエントリ記事です。 はじめに プログラマー脳 エンジニアのためのドキュメントライティング 達人プログラマー 第2版 スタッフエンジニア プロジェクト ヘイルメアリー サーキット・スイッチャー 可燃物 大…

2023年 俺が愛した本たち 技術書編

この記事は、3-shake Advent Calendar 2023 2日目のエントリ記事です。 はじめに 2023年がそろそろ幕を閉じようとしています。年末に差し掛かると、時間が流れる水のように止まらないことを感じながら、過ぎ去った一年を振り返るのは、私にとって欠かせない…

『走馬灯のIaCは考えておいて』というタイトルで登壇しました。

概要 2023年11月23日、私は技術的負債に向き合う Online Conference 」にて「走馬灯のIaCは考えておいて - Infrastructure as Codeの導入において技術的負債を考える」というテーマで登壇しました。このセッションでは、Infrastructure as Code(IaC)の実践…

Infrastructure as Code, 2nd Edition のV. Delivering Infrastructure 読書感想文

はじめに 前回の続きで第四部のV. Delivering Infrastructure (インフラストラクチャの提供)という部の読書感想文になります。 前回の記事 syu-m-5151.hatenablog.com 書籍のリンク Infrastructure as Code: Dynamic Systems for the Cloud Age (English Edi…

Infrastructure as Code, 2nd Edition のIV. Designing Infrastructure 読書感想文

はじめに 前回の続きで第四部のIV. Designing Infrastructure (インフラストラクチャの設計)という部の読書感想文になります。 前回の記事 syu-m-5151.hatenablog.com 次回の記事 * Infrastructure as Code, 2nd Edition のV. Delivering Infrastructure 読…

Infrastructure as Code, 2nd Edition の III. Working With Servers And Other Application Runtime Platforms 読書感想文

はじめに 前回の続きで第二部のIII. Working With Servers And Other Application Runtime Platforms (サーバーおよびその他のアプリケーションランタイムプラットフォームとの作業)という部の読書感想文になります。 前回の記事 syu-m-5151.hatenablog.com …

Infrastructure as Code, 2nd Edition のII. Working With Infrastructure Stacks 読書感想文

はじめに 前回の続きで第二部のWorking With Infrastructure Stacks (インフラストラクチャスタックとの作業)という部の読書感想文になります。まず、Stackってなんやねんと思うと思います。僕も思っています。 前回の記事 syu-m-5151.hatenablog.com 次回の…

Infrastructure as Code, 2nd Edition の I. Foundations 読書感想文

はじめに 2016年、初版の『Infrastructure as Code』がリリースされ、クラウド技術の運用における新たな標準をぶち立てました。 公式サイトもここに置いておきます。 infrastructure-as-code.com 初版の2017年に日本語版がリリースされました。 mizzy.org そ…

Terraformの条件分岐にうってつけの日

Infrastructure as Codeの概念とTerraformの役割 Infrastructure as Code (IaC) は、現代のインフラ管理の根幹を成すものです。IaCがどんなものか様々な言論があると思いますが、ここではソフトウェア開発のプラクティスに基づくインフラストラクチャ自動化…

『SREとPlatform Engineerの交差点:2つの領域の交差と組織への適用』というタイトルで登壇しました

概要 資料 参考文献 概要 Platform Engineering Meetup #5 で SREとPlatform Engineerの交差点:2つの領域の交差と組織への適用 というテーマで登壇をしました。SREからPlatform Engineerへの拡大のセルフリバイバルになります。このブログでは、参考資料を見…

Open InterpreterのDockerfile を書いたのでTipsとか

Dockerfile のベストプラクティスを考える機会はありますが皆さんの意見も聞きたい。今回は噂の便利ツール、Open Interpreterのような外部コマンドをどんどん実行して環境を作り変えるようなタイプのツールの場合にはDockerはとても有用です。そのようなツー…

まずPR-AgentをPromptとします。

「ツールよりもプロンプトのほうが、隙間がなくて効率的なのでは?」... ああ、面倒なブログになるな、とおれは直感した。 はじめに 近年、プルリクエスト(PR)の管理が開発フローにおいてますます重要な位置を占めるようになっています。ただし、PRをより…

ChatGPT: SREがCustom instructions機能を利用する

はじめに 最近、ChatGPTからCustom instructions機能がリリースされました。Custom instructionsとは、ChatGPTの応答方法をより詳細に制御するカスタム命令を設定することができる機能です。ChatGPTの利用者にとって非常に便利な機能です。この機能により、…

SREからPlatform Engineerへの拡大 というタイトルで登壇しました

概要 Cloud Operator Days Tokyo 2023 で SREからPlatform Engineerへの拡大 というテーマでの登壇を果たしました。オンデマンド配信なのでいずれ見れるようになると思います。今回のサブタイトルは【運用の新時代】とし、それにちなんでメインタイトルを考…

2023年8月10日現在 でLunarVim と Copilot.lua でのマルチラインサポートの改善方法

github.com LunarVimユーザーとして、私はNeovimでcopilot.luaを頻繁に利用しています。しかし、マルチラインのサポートに関してはいくつかの課題がありました。もっというとどこかのタイミングでCopilotが一行ずつしかサジェストされなくなりました。この問…

K8sGPT Deep Dive というタイトルで登壇しました #CNDF

概要 CloudNative Days Fukuoka 2023というイベントに『K8sGPT Deep Dive KubernetesクラスタのAI駆動型分析について』というタイトルで登壇しました。クラウドネイティブとAIを組み合わせることの深い洞察を共有することができ、私自身がエンジニアとして働…

CLIの実行結果を正しく理解することを促すツールを作成しました。

概要 AIの技術は目覚ましい進歩を遂げています。特に自然言語処理(NLP)の分野では、GPT-4のようなモデルが人間に近いレベルで文章を理解し、生成することができるようになりました。しかし、これらのモデルを日々の業務や作業にどのように活用すればよいの…

成熟度モデルを活用したCloud Nativeへの道筋 という副題で登壇します #開発生産性con_findy

概要 開発生産性Conferenceというイベントに『Cloud Native の作法 - 成熟度モデルを活用したCloud Nativeへの道筋』というタイトルで登壇しました。生産性に関するイベントなんですけど現場のエンジニアをやっている僕には開発生産性について語ることってあ…

SREの専門家が集まったチームで『SREの探求』の社内輪読会を完遂しました。

前回の記事 syu-m-5151.hatenablog.com はじめに こんにちは。株式会社スリーシェイク Sreake 事業部に所属している@nwiizo です。Sreake事業部は技術力が求められる領域で豊富な経験を持つSREの専門家が集まったチームです。事業部にはさまざまな背景を持…

Terraform Modules で再利用できるので最高ではないでしょうか?

概要 ModuleはTerraformの複数のリソースをまとめて再利用可能な単位として扱うことができます。Moduleを使うことで複雑なリソース構成を抽象化し、システムの構造の把握やリソース構成の再利用が可能になり、読みやすさや可読性が向上し、修正箇所が単一に…

はてなブログのコードブロックを”クリップボードにコピーする方法”について

はてなブログの設定から、Markdown記法で書いた記事にコードブロックのコピーボタンを自動的に追加することができます。また、こちらのブログは完全に非公式ですし自分のブログ以外では試してません。 デザインの設定 まず、はてなブログの管理画面にログイ…

Golang のEcho でMiddlewareを使ってPrometheus Exporter を実装する

はじめに もし、アプリケーションに実装できるならそれが良いです。独自に実装などせずにエンドポイントにて500 Internal Server Errorが多発していればアラートをすれば良いので...。 こちらの続編になります。 syu-m-5151.hatenablog.com 本エントリーでは…

Golang のEcho で Prometheus Exporter を実装する

はじめに Prometheus でアプリケーションの構築をしているとどうしてもこの値が取りたいのに... と思うことが多々ある。Pushgateway も選択肢として上げられるが今回は選択肢を増やしてほしいという意味でもExporterの実装方法について検討していきます。Exp…

ChatGPT:SREやDevOpsなどのソフトウェアの運用に伴う課題解決に関する提案を行うプロンプト

はじめに ソフトウェアの問題解決に関する提案してくれるプロンプトを利用することは、今後の開発者やエンジニアがより効率的に問題解決を行うための重要な手段の一つになります。というか毎回、適切なプロンプトを作成するのが面倒になった。このプロンプト…

PHPカンファレンス福岡2023に「State of DevOps 2022を読みながら、組織に適したSREの実践方法を探求する」というproposalを出しました #phpconfuk

fortee.jp PHPカンファレンスという舞台に、いかなる因果でDevOpsとSREの話を提案することとなりました。これは、PHPを主題とするカンファレンスでありながら、「PHPじゃないけどどうしても伝えたい話がある!」という寛大な運営方針に導かれたためでござい…

愛ゆえにお前はVimを使わねばらなぬ

Vimerを自称したい人間がいる。お前である。 Vimであることに執着して開発メンバーで唯一人Vimを使っている人間がいる。これもお前である。 どの言語を使っていてもどのエディターと関わっていても、Vimに対する愛と執念を振りまく人間がいる。まさしくお前…

Shell ScriptをGo言語に書き直す際に役立つ50本ノックなるものを作り始めた。

インフラ側で必要な問題は100問も要らないので50問に変更した 概要 システム運用者として働く中で、システムの自動化について考える際、まずはShell Scriptによる自動化が思い浮かびます。しかし、より効率的な方法として、2023年にはシステム運用者がGo言語…

ChatGPTで障害対応 RPG v0.0.1を遊ぶには?

こちらを参考にしました。 note.com 目次 ゲームプロンプト プレイヤーモチベーション ゲーム紹介 架空のシステムを作る 障害発生 障害対応は進むよ どこまでも 分からない時は素直に同僚に頼る 最後は力技で対応完了 最後に ゲームプロンプト 大きな声では…

Terraform でDocker Provider を使いましょう

概要 酒を飲んでるので何でも良いのですがTerraform でDocker Provider を使いたくなったのでローカルでDockerコンテナのインフラ環境を構築してみます。あと、特に学びも書く予定がないのでここで「TerraformにDocker Provider があるんだ」という感想を持…