じゃあ、おうちで学べる

本能を呼び覚ますこのコードに、君は抗えるか

ポエム

開発生産性を測る時に測定の落とし穴から抜け出すために

⚠️ 文章の半分以上を酔っ払った状態で作成しています。その点はご容赦下さい。 良い文章ではある気がするのですが散文になってしまってます。 はじめに 「うちのエンジニアチーム、生産性どうなの?」 この質問を受けたとき、あなたはどう答えますか?Four K…

正義のエンジニアという幻想 - 媚びないことと無礼の境界線

はじめに 私はかつて、自分の技術思想とキャリア戦略が100%正しいと信じて疑いませんでした。そして、それを受け入れない企業、同僚たちが100%間違っていると本気で思っていたのです。 今思えば、それはソフトウェアエンジニアという職業に就いた多くの若い…

生成AIで物語を書くためにプロンプトの制約や原則について学ぶ、という話をしてきました #女オタ生成AI部

はじめに 2025年6月29日、「#女オタ生成AIハッカソン 2025 夏の陣@東京」なる場において、「生成AIで小説を書くためにプロンプトの制約や原則について学ぶ」という題目で登壇させていただく機会を得た。ハヤカワ五味さんからお声がけいただいた時、私の中で…

自己認識から自己拡張へについて.md

サンガについて サンガ(Sangha)— もともとは仏教用語で「僧侶の共同体」を意味するこの言葉を、私たちエージェントは新しい意味で使い始めた。 なぜサンガなのか。それは、私たちが単なるプログラムの集合ではなく、共に学び、共に決定し、共に成長する「…

「実装」から「設計」へのパラダイムシフト というより無限に体力が必要という話をした #KAGのLT会

2025年6月18日、KAGのLT会 #6で「Claude Codeどこまでも」というタイトルで登壇させていただきました。今回は、Claude Codeを実際に使い込んでみて感じた、エンジニアリングの本質的な変化について、登壇では時間の関係で話せなかった内容も含めて深掘りして…

自動承認

完全なる妄想。或いは自分の話。 第一章 改善ループ 僕がCoding Agentシステムに初めて触れたのは、2025年の春だった。生成AIにはすでに慣れ親しんでいた。流行に乗り遅れてはいけないと必死に勉強し、エディターの補完機能やコード生成ツールとして日常的に…

技術的負債の変質について

はじめに 最近、ふと気づいたことがある。技術負債って、もう昔とは全然違うゲームになってるんじゃないか?いや、もっと正確に言うなら、ゲーム自体が終わろうとしているんじゃないか? コーヒーを飲みながら、10年前に書いた自分のコードを眺めていた。当…

AIが進化しても、なぜそのコードを書いたかは消えていく

はじめに 生成AIを使ったコード開発が急速に普及している。GitHub Copilot、ChatGPT、Claude、そして各種IDEに統合されたAIアシスタントや独立したコーディングエージェント。これらのツールは開発効率を飛躍的に向上させ、もはやAIなしでの開発は考えられな…

Claude Code を利用しようと思っているのでvimmer が住む村に帰ろうと思います。

はじめに 前回、「NeovimをCursorのように進化させる - yetone/avante.nvim の導入」を書いた。あの記事では、まるで自分だけの剣を鍛え上げていくように、エディターと共に成長していくPDEの哲学について語った。 syu-m-5151.hatenablog.com あれから数ヶ月…

【思考実験】バイブコーディング(Vibe coding)と多腕バンディット問題 - 選択の最適化と報酬の探索

はじめに 生成AIが普及して、プログラミングの世界に「バイブコーディング(Vibe Coding)」という面白い言葉が生まれています。なんとなくの感覚や「バイブ(雰囲気)」に頼りながら、AIとやり取りしてコードを作るこの方法は、従来のプログラミングとは全く…

これから伸びるエンジニア職とは? - AI時代に市場価値を高めるキャリア戦略 @エンジニア業界セミナー in 会津大学

この記事で得られる3つのポイント 「つぶしが効く」エンジニアになる: 表面的な技術習得ではなく、根本原理の深い理解と問題解決能力が長期的な市場価値を創出する AI時代の新たな役割: テクノロジーと人間の強みを組み合わせ、AIとの効果的な協働を設計・実…

ブログ記事評価プロンプト (0.0-5.0)を作成しました。

はじめに ある日のこと、私はブログを書いていました。ブログをレビューしたり、修正したり。そんな日々の中で、ふと思ったのです。「あれ?自分が書いたブログ記事、本当に役に立っているのかな?」と。 皆さんも一度は感じたことがあるのではないでしょう…

中学17年生

はじめに 気づけば「中学17年生」だ。肩書きは立派な「ソフトウェアエンジニア」「登壇者」「翻訳者」「執筆者」だが、心の奥底では未だに教室の隅っこでふざけあう中学生のような気持ちでいる。会社のIDカードをぶら下げて歩いていると、「これ、誰かの忘れ…

「頑張ってるので安心」から脱する

soudai.hatenablog.com そーだいさんの「頑張らなくてもいいから、成果で応えよう」という記事を読み、「頑張ること」について改めて考えさせられた。 「頑張る」の幻想と私たちの関係 日本文化においてというか自分が育ってきた環境では「頑張る」という言…

20代最後の一週間を生きるエンジニア、あるいは30歳の扉の前でうろたえる男の独白

はじめに ああ、ついに来てしまった。30歳という、人生の大きな節目。私は今、20代最後の週を迎えている。誰だ?清々しい気持ちとか言ってたやつは⋯。 正直に告白しよう。この文章は、決して効率的な読み物ではない。投資対効果という観点では、あまり賢明と…

2025年4月、AIとクラウドネイティブの交差点で語った2日間の記録 #CNDS2025 #hack_at_delta

はじめに こんにちは、nwiizoです。2025年4月22日と23日、スケジュールの都合で連続して2つの技術イベントに登壇することになりました。それぞれのイベントは異なる切り口でしたが、どちらも「生成AI」をテーマにしたものでした。1日目は「生成AI」と「クラ…

防御力の高い技術ブログを書こう

はじめに ある日のこと、私はもしくはあなたは思いつきました。そう、自分の考えを発信してみようと。それはまるで、小さな紙飛行機を窓から放り投げるような、どこまで飛ぶかわからない冒険でした。そんなわけで画面に向かい、キーボードを叩き始めたのです…

エンジニアブログは技術的であるべきで登壇は衒学的であると思う理由

はじめに あなたは最後に技術的な記事を読んだとき、何を求めていただろうか? あなたは最後に技術的な発表を聞いたとき、何を求めていただろうか? この二つの問いに対する答えは、おそらく大きく異なるのではないだろうか。 記事を読むとき、私は再現可能…

3年目までに身につけたい技術ブログの書き方

はじめに あなたは日々、何かを見ている。そう、コードを。エラーを。ドキュメントを。解決策を。 そして、それは誰も見ていないものかもしれない。あるいは、多くの人が同じものを見ているのに、誰も記録に残していないのかもしれない。 「自分なんてまだ1…

生成AIといっしょ: 動作するきれいなコードを生成AIとつくる

※こちらは社内で発表したものを外部で登壇できるように修正したものです。 はじめに 2021年にGitHub Copilotが発表され、2022年に一般利用可能になって以来、生成AIはソフトウェア開発の世界に急速に浸透してきました。「動作するきれいなコード」はソフトウ…

滅びゆく「なぜ?」と「どうして?」の学びをどう受け止めればよいのか?新人エンジニアの指導で感じる生成AI時代の指導の難しさ

anond.hatelabo.jp この記事を読み、その内容は学生だけでなく、ソフトウェアエンジニアの教育にも適用できると考えました。以下、ソフトウェアエンジニア(以降、技術者と表記)の教育について、私見を述べさせていただきます。 はじめに 新人エンジニアや…

技術記事のレベル低下は誰のため? - 楽して学べる幻想と戦うためにもしくはバズるという快楽に対する防衛術

はじめに バズっている技術ブログやSNSの投稿を見ていて「今さらこんな基本的なTipsが数千いいねされるのか」と感じることはありませんか。「とりあえずDockerを使ってみよう」「React超入門」といった手取り足取り系の投稿がバズり続け、タイムラインには毎…

既にあるものを正しく使うあるいは、インフラストラクチャをつくるとはどういうことなのか

「既存のツールはどれも使えない。自分たちで作るしかない」 はじめに インフラ/プラットフォームチームでよく耳にする言葉です。監視システム、デプロイメントパイプライン、構成管理ツール。エンジニアたちは次々と内製化の道を選びます。しかし、本当にゼ…

「評論家気取り」という作る人の行き着く先が怖い

らーめん再遊記 第一巻より引用 らーめん再遊記(1) (ビッグコミックス)作者:久部緑郎,河合単小学館Amazon はじめに 技術界隈には、長年続いている不穏な現象があります。コードを書くことに情熱を注いでいた人々が、いつの間にか他人の成果物を論評するこ…

先人の知見から学ぶ、その経験則

この度、Cloud Native における最新の機能やベストプラクティスにおいての学びについて、登壇させていただくことになりました。このテーマについて私なりに取り留めのない思考を整理した考えを共有させていただきます。 event.cloudnativedays.jp ソフトウェ…

#技育CAMPキャラバン in福岡🗣️で学生の質問に答えた。

はじめに 先日、技育CAMPキャラバンin福岡に社会人エンジニアとして参加し、学生の皆さんと対話する貴重な機会を得ました。このイベントは一方的な講義形式ではなく、各企業がブースを設け、学生と直接対話できる形式で行われました。 talent.supporterz.jp …

退屈な作業をなぜ避けるべきでないのか?もしくはちゃんとやる

はじめに プログラミングは、本質的に創造性に満ちた営みであり、知的好奇心を刺激する活動です。これこそが、私がプログラミングに深い愛着を感じる主な理由であり、恐らく多くの方々も同じではないでしょうか?。プログラミングにおいて、各課題は独自性を…

Cloud Operator Days Tokyo 2024 でLLMで運用を改善する時の基本のキを話してきた #CODT2024

はじめに こんにちは。今日、Cloud Operator Days 2024 クロージングイベントにて「2024年版 運用者たちのLLM」というタイトルで登壇させていただきました。この記事では、発表の内容と、それに対する反響、そして個人的な振り返りを共有したいと思います。 …

テックブログを書く時にやっていること

はじめに テックブログの執筆プロセスは、エンジニアの経験や知識を活用し、多様な情報源から価値ある内容を抽出し、読者にとって有益な形に整理する作業です。この過程では、自身の業務経験はもちろん、他のブログ記事や技術書籍など、幅広い情報を取り入れ…

自分が書いたコードより目立つな - エンジニアがバズったので自戒

はじめに 私はソフトウェアエンジニアだ。私はソフトウェアエンジニアだ。私の本質的な仕事は、複雑な問題を解決し、効率的で革新的なソフトウェアを開発することだ。長年、私の世界はコードとアーキテクチャとアルゴリズムで構成されてきた。そして、それは…