概要
CloudNative Days Fukuoka 2023というイベントに『K8sGPT Deep Dive KubernetesクラスタのAI駆動型分析について』というタイトルで登壇しました。クラウドネイティブとAIを組み合わせることの深い洞察を共有することができ、私自身がエンジニアとして働くなかで、K8sGPTの最新の進化とその可能性について詳しく語る機会はなかなかなく、この経験を活かしていきたい。資料を作っている中で話したいことがどんどん増えていってめちゃくちゃ困った。
また、その中でAIOpsについても触れることができ、非常に充実した時間でした。AIOpsはAIと運用管理の統合を指し、それによりIT運用の効率化や自動化が可能となります。その重要性と可能性を伝えることができたので良かった。
登壇が終わった今でも、K8sGPTやAIOpsについてさらに知識を深め、クラウドネイティブの世界にどのように最適化された解決策を提供できるかについて考え続けています。参加者の皆さんからもたくさんのフィードバックを頂き、今後の研究や開発の参考になりました。
私がこのプレゼンテーションのために読み込んだ複数の本の中で、特に皆さんにお勧めしたい一冊を挙げるとすれば、「大規模言語モデルは新たな知能か――ChatGPTが変えた世界」だと言えます。なぜなら、専門家でも初心者でも、難解な数学を使わずに重要な概念を理解できるように作られているからです。
資料
登壇資料になります。このブログの目的は参考資料をいちいち探さなくていいようにありますのでご活用ください。
参考文献
- 公式ページ | K8sGPT
- GitHub | K8sGPT
- GitHub | K8sGPT Operator
- Docs | K8sGPT
- Operator pattern
- K8sGPT Operator
- How to Get Started With AIOps
- Prompt Engineering Guide
- オブザーバビリティ・エンジニアリング
- Kubernetes基盤を自律的に支えるController化の実装Tips / forkwell-202303-amsy810-k8s
- Automation and Machine Learning with Site Reliability Engineering
- TEMPLE: Six Pillars of Observability
- AI時代に向けたクラウドにおける信頼性エンジニアリングの未来構想 / DICOMO2022 6A-1
- 大規模言語モデルは新たな知能か――ChatGPTが変えた世界 (岩波科学ライブラリー)
- ChatGPTの頭の中 (ハヤカワ新書)
- 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか
- AI vs. 教科書が読めない子どもたち
- 【ITIL4公認】ITIL 4の基本 図解と実践