じゃあ、おうちで学べる

本能を呼び覚ますこのコードに、君は抗えるか

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

RustとYewでポモドーロタイマーを作ってみた

はじめに イベントで定期的に登壇をしていて休日出勤したのに消化しきれなかった代休が余っていたので、3連休爆誕させて以前から興味のあったWebAssemblyの学習に時間を使ってみることにしました(いくつか本も読んだのでいつか紹介します。)。「とりあえず何…

SRE Kaigi 2025 で登壇してきます。 #srekaigi

はじめに nwiizoです。2025年1月26日のSRE Kaigi 2025にて「Site Reliability Engineering on Kubernetes」というタイトルで登壇させていただきます。本イベントは「More SRE !」をテーマに、SREの知見共有と技術者の交流を目的とした技術カンファレンスです…

現代システムの三体問題「技術」「組織」「戦略」を巡る戦い - Architecture Modernization の読書感想文

そう、どこなのか知ったら、世界が一枚の地図みたいに小さくなってしまう。どこなのか知らないほうが、世界を広く感じられる。 (引用:三体 黒暗森林〈上〉P152) はじめに 「Architecture Modernization」は、一見すると整然と並べられた章立てと体系的な解説…

なんとなくRustで書いたNeovimプラグイン - cargo.nvim の話

はじめに 全てのエンジニアが生成AIやAgentに夢中な2025年。私、nwiizoは今日もNeovimのプラグインを開発しています。今回は、RustのCargoコマンドをNeovimから直接実行できるプラグイン「cargo.nvim」の開発で得た知見を共有したいと思います。 Built carg…

既にあるものを正しく使うあるいは、インフラストラクチャをつくるとはどういうことなのか

「既存のツールはどれも使えない。自分たちで作るしかない」 はじめに インフラ/プラットフォームチームでよく耳にする言葉です。監視システム、デプロイメントパイプライン、構成管理ツール。エンジニアたちは次々と内製化の道を選びます。しかし、本当にゼ…

年始にstarshipでプロンプトの式年遷宮を行いたい

適応は適応力を阻害する 知識創造企業(新装版)作者:野中 郁次郎,竹内 弘高東洋経済新報社Amazon はじめに 開発環境の最適化は、現代のソフトウェア開発において重要な課題です。また、その更新には式年遷宮のように、定期的な刷新には技術の継承と革新とい…

RustでのProtocol Buffersを学習するための図書管理システム実装

はじめに Protocol BuffersとRustの実践的な学習を目的として図書管理システムを開発しました。 システムの構築にあたってはBufによるスキーマ管理とコード生成を採用することで開発環境を実現しています。今回の実装を通じてRustにおけるgRPCサービスの構築…

NeovimをCursorのように進化させる - yetone/avante.nvim の導入

「もはやCopilotなしでは開発できない」 「Cursorが体験として革新的すぎる」 「Clineこそ俺達が求めていたものだ!」 「とにかく新世代のAIエディターが最高!」 はじめに 開発者のタイムラインを開けば、そんな投稿で溢れかえっています。確かに、AIによる…

Rustで花火アニメーションと新年メッセージを作ろう

はじめに 私がRustという言語と再び出会ったのは、暮れも押し詰まった頃のことだった。シェアハウスの六畳一間の部屋で、誰かの足音の気配だけを感じながら、画面に向かっていた。シェアハウスの共用キッチンからは時折、誰かの料理する音が漏れ聞こえてくる…