SRE
信頼性の追求というのは、決して完璧を求めることではありません。完璧な可用性を追求するのではなく、ユーザーの満足と、限りあるリソースのバランスを取ることこそが重要です。このバランスを取るための一つのツールが、SLO(Service Level Objectives)で…
誕生日エントリー兼読書感想文です。 www.amazon.jp はじめに クラウドコンピューティングの普及とマイクロサービスアーキテクチャの台頭により、システムの複雑性が増大しています。そのような中で、オブザーバビリティ(可観測性)の重要性が高まっています…
はじめに 本書『Observability Engineering』は、複雑化の一途をたどる現代のソフトウェアシステムに立ち向かうための、強力な武器となる一冊であり本稿はその読書感想文です。Observability Engineering を今から知りたい方はもちろん、Observability Engin…
はじめに 本稿は、オープンソースの可観測性(Observability)プロジェクトである OpenTelemetry を取り上げた書籍「Learning Opentelemetry」の読書感想文です。従来の可観測性の課題であったデータの分断を解消し、トレース、メトリクス、ログなどの様々なテ…
はじめに OpenTelemetryは、分散システムの可観測性を向上させるためのオープンソースのフレームワークです。アプリケーションのパフォーマンス、動作、エラーなどを追跡し、収集されたデータを分析および視覚化することで、システムの健全性を監視し、問題…
はじめに エンジニアとして就職する前に読んだ「なれる!SE 2週間でわかる?SE入門」の内容があまりにも厳しく、業界に就職するのが怖くなったことを覚えています。本の中に登場する中学生の少女にしか見えない凄腕のSE、室見立華さんのような人物は現実には存…
はじめに データベースは、現代のアプリケーション開発において不可欠な要素です。特にリレーショナルデータベースは、その整合性と信頼性から幅広い用途で使用されています。しかし、リレーショナルデータベースを効率的に操作するためには、複雑なSQLクエ…
はじめに この記事では、データベーススキーママイグレーションツールであるsqldefで遊んだので使用方法とその特徴について解説します。sqldefはRidgepoleに触発されて開発されたツールで、データベースのスキーマ変更を容易に行えるように設計されています…
概要 資料 参考文献 概要 Platform Engineering Meetup #5 で SREとPlatform Engineerの交差点:2つの領域の交差と組織への適用 というテーマで登壇をしました。SREからPlatform Engineerへの拡大のセルフリバイバルになります。このブログでは、参考資料を見…
はじめに 最近、ChatGPTからCustom instructions機能がリリースされました。Custom instructionsとは、ChatGPTの応答方法をより詳細に制御するカスタム命令を設定することができる機能です。ChatGPTの利用者にとって非常に便利な機能です。この機能により、…
概要 ModuleはTerraformの複数のリソースをまとめて再利用可能な単位として扱うことができます。Moduleを使うことで複雑なリソース構成を抽象化し、システムの構造の把握やリソース構成の再利用が可能になり、読みやすさや可読性が向上し、修正箇所が単一に…
はじめに ソフトウェアの問題解決に関する提案してくれるプロンプトを利用することは、今後の開発者やエンジニアがより効率的に問題解決を行うための重要な手段の一つになります。というか毎回、適切なプロンプトを作成するのが面倒になった。このプロンプト…
こちらを参考にしました。 note.com 目次 ゲームプロンプト プレイヤーモチベーション ゲーム紹介 架空のシステムを作る 障害発生 障害対応は進むよ どこまでも 分からない時は素直に同僚に頼る 最後は力技で対応完了 最後に ゲームプロンプト 大きな声では…
概要 エンジニア文化祭 2023というイベントに『2023年もSRE再考と叫びなさい‼️ - SREの跡を求めず SREの求めたるところを求めよ』というタイトルで登壇しました。2023年にSREについて再び考えたりしたいなーって思いながらこのタイトルにしました。途中でこ…
概要 【今更聞けない】Linuxのしくみ - Forkwell Library #16 というイベントに『自由研究には向かないウェブオペレーション - サイト運用管理を取り巻く環境の変化 Cloud Native時代に考えるLinux オペレーション』というタイトルで登壇しました。自由研究…
概要 インシデントにどう対応してきたか?みんなで学ぶポストモーテム Lunch LT というイベントで『ポストモーテムはじめました』というタイトルで登壇しました。 この登壇には元記事があって良いポストモーテムを執筆するために必要な5つのポイントです。こ…
これは SREのカレンダー | Advent Calendar 2022 - Qiita 9日目のエントリです。 昨日はryosukes さんによる「北欧、暮らしの道具店」インフラ構成の変遷、5年間の課題と取り組み でした。 はじめに こんにちは。株式会社スリーシェイク Sreake 事業部に所属…
OWASP Fukuoka Meeting #9 に登壇してきました! 登壇してきました。自分はセキュリティ専門家ではないのですが発表するとセキュリティ専門家からレビューをもらえたり意見をいただけるのでそれがとてもよいです。ちなみに発表時間が諸事情により30分から1時…
Goに入ってはGoに従え 私の好きな言葉です(スライド)。XX(架空の)という言語を書いてるならばXX言語らしく書きましょうと常々、思っております。 しかし、インフラエンジニアの魂に最も刻まれた言語は何か? それはシェルスクリプトではないですか。異論は認…
はじめに 人は強欲なのでコンテナを使っているのに必要な時必要な分だけのリソースを起動させてほしいという願いを常に持っている。Kubernetes の場合はKnativeなどを利用すれば達成できる。が今回はsablierというツールを紹介する。sablierはリバースプロキ…
はじめに OpenTelemetryとは Opentelemetry のコンポーネント Opentelemetry のプロジェクトの仕様とStatus Tracing Metrics Logging(Specification にドキュメントがない) Baggage OpenTelemetry のSpanとTrace OpenTelemetry Collectorとは Collector のメ…
はじめに まず、はじめに皆さんへ言っておきたいことがあります。 このドキュメントの目的は皆さんをやる気にさせて一心不乱にコードを書きまくって新機能追加や改善をしてソフトウェアを開発していってほしいというわけではないということです。 もちろん、…
はじめに このブログではPrometheus のSLO generator であるSloth に関して取り上げたいと思っている。正直、業務後の深夜に書いているのでGrafana でDashboards を生成したら感動的なラストシーンということにしてほしい。今回は取り上げないが最近、バージ…
はじめに このブログは入社エントリーになります。 帰属意識が低い訳でもないのに、どの同窓会に誘われてない私の26歳が終わってしまった。2022年の5月10日には27歳になったりもします。The 27 Clubじゃんと思ったけど何も残してない。 26歳は新卒で入社した…
3-shake にはSreake共有会 という毎週、火曜日と木曜日に担当者が現場で得た知見などを発表する社内勉強会が開催されています。こちらのブログはそれらを変更修正しております。 syu-m-5151.hatenablog.com 元々しようとしていたの話 Go 1.18 の最新情報←Gen…
3-shake Engineers' Blogs、爆誕す! 3-shake inc. に所属するエンジニアが執筆したブログ記事をまとめたサイト、3-shake Engineers' Blogsを公開しました。 blog.3-shake.com こちらは、@catnoseさんがOSSとして公開している、team-blog-hubをfork させてい…
はじめに 本日、2021年9月9日19時30分より『SRE Gaps「理論と実践からSREを再考する」』というイベントがあります。私、nwiizoはそこでパネルディスカッションのモデレーターを行うことになりました。 forkwell.connpass.com 500名以上も参加登録されていて…
前書き 『GeekGig #1 〜Goと私の一年〜』という株式会社Showcase Gigが主催しているイベントでLTで登壇してきました。運営の皆様ありがとうございました。今回の登壇はSREというよりもシステム管理者がGo言語を使うメリットについて言及しました。タイトルは…
概要 7月18日に July Tech Festa 2021 が開催されて『よみがえるMakefile』 というタイトルで15:20 から登壇した。今さら聞けないIT技術 というお題だったので今さら聞けないけど… みたいなものが議論の種になればとお題をMakefileに決めました。 docs.googl…
推しテク総選挙 と聞いて 推しの Kubernetes Operator について語る為に登壇しました。 資料を作ってたら概要というか想定から事前知識が多すぎて入門記事になってて途中で申し訳ないという感情になりました。この手の基礎がめちゃくちゃ多い場合にはある程…