じゃあ、おうちで学べる

本能を呼び覚ますこのコードに、君は抗えるか

ソフトウェアアーキテクチャ

アーキテクチャモダナイゼーションの帯に「何度書き直しても、また遅くなる」と書いた理由 #devsumi #SRETT_Special #emconf_jp

はじめに 2026年2月19日、Developers Summitの会場に向かう電車の中で、スライドを開いた。40分の発表。500ページの本を翻訳して、そこから何を伝えるか。1ヶ月かけて構成を練った資料が、手元にある。正直、疲弊していた。5人で分担したとはいえ、各章のレ…

現代システムの三体問題「技術」「組織」「戦略」を巡る戦い - Architecture Modernization の読書感想文

そう、どこなのか知ったら、世界が一枚の地図みたいに小さくなってしまう。どこなのか知らないほうが、世界を広く感じられる。 (引用:三体 黒暗森林〈上〉P152) はじめに 「Architecture Modernization」は、一見すると整然と並べられた章立てと体系的な解説…

アーキテクチャ設計の民主化とADR(Architectural Decision Records)による意思決定の未来 - Facilitating Software Architecture の読書感想文

年末年始の慌ただしい時期に、数ある選択肢の中からこちらの記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。 人生を定期的に振り返ることには、本書で取り上げられているADR(Architecture Decision Records)に通じる素晴らしさがあります。過去の決定と…

ルールは現場で死にました - The Rules of Programming の読書感想文

本日は人生の数ある選択肢のなかから、こちらのブログを読むという行動を選んでくださいまして、まことにありがとうございます。 はじめに 正直に言えば、プログラミングのルール本には懐疑的だった。「Clean Code」も「Effective Java」も読んだ。読んだが…

この世の中に溢れているので自分が発言する必要はないが「ソフトウェアは認知の限界まで複雑になる」を自分なりに再考する

人間が何もしないと病気になるのと同じように、ソフトウェアも何もしないと複雑になる。 はじめに ソフトウェア開発の世界に飛び込んでから、「ソフトウェアは認知の限界まで複雑になる」という言葉を耳にしたとき、正直なところ、「ほへー」って思いながら…

すぐに役に立つものはすぐに陳腐化してしまうから方法ではなく設計の本を読む - API Design Patterns の読書感想文

あなたがさっきまで読んでいた技術的に役立つ記事は、10年後も使えるでしょうか。ほとんどの場合でいいえ この問いに真正面から殴られたのは数か月前、リリース前夜の「とりあえずこれで走らせよう」が翌朝に別サービスを巻き込む事故になったときでした。Sl…

@Hiroki__IT が目の前にやってきて私にIstioのこと教えてくれた。- Istio in Action の読書感想文

はじめに マイクロサービスアーキテクチャの台頭により、サービスメッシュ技術は現代のクラウドネイティブ環境において外せない選択肢の一つとなっています。 その理由は明確です。マイクロサービスに求められる非機能要件の多くは類似しており、これをアプ…

SREとして「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」を読んでないのに堂々と語る方法

このエントリーで言いたいこと システムの構造や各種機能を実装することもアドバイスを求められることも非常に少ないがSREもソフトウェアアーキテクチャに関わることがある。 それは、プログラマーとしてではなくアーキテクチャ特性の専門家としてアーキテク…