登壇
理論と実践からSREを再考する
SRE Gaps「理論と実践からSREを再考する」で座談会のファシリテーションを行いました。過去に翻訳刊行された『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』『サイトリライアビリティワークブック』を読んで、SREに取り組む企業が増加しました。がこれらの本で言及されている事例はほとんどがGoogleの事例でした。今月『SREの探求』という本が出ました。この本は、Google以外の会社がSREを導入実践する内容がメインになっております。本のリリースの記念したイベントでもあります。また、本の内容については今後、文章にしていきたいと思ってます(第1章がコンテキストに関する内容でまとめるのめちゃくちゃ難しい)。 forkwell.connpass.com
来月は所属組織であるスリーシェイクのイベントでGo言語の可観測性に関する内容で登壇しようと思います。
現状では本を書いてたり書くための技術検証を行なっているので登壇資料に落とし込むかーっと思うなどしてます。
次の技術書展は本を出したいと思っているのですが何からはじめればいいんですかね?
— nwiizo (@nwiizo) 2021年7月8日
3-shake.com での仕事
2021年6月1日に転職して丸4月経過しました。とても、学びと悪戦苦闘の日々を送っており、所属としてはSreake事業部になります。
私たちはSREの プロフェッショナルパートナーです Sreake(スリーク)は、金融・医療・動画配信・AI・ゲームなど、 技術力が求められる領域で豊富な経験を持つ SREの専門家が集まったチームです。 戦略策定から設計・構築・運用、SaaS提供まで、幅広い領域をサポートします。
現職では支援事業を行なっており、さまざまなプロジェクトに参加しておりますが、これらが喋っていい内容かどうかは不明なので詳しい技術に関する話はしません。
SRE支援事業の感想
SREの支援事業をしていて思うことはSREの導入に成功している企業は、Googleが提唱しているSREの概念を理解しつつ、自社の状況やプロダクトのフェーズにあわせて常にSREのあるべき姿を変化させていることです。「SREはこうでなくてはいけない」という固定概念にとらわれず、常に柔軟に変化する意識を持つと良いのではないかと思っている。 変化するものだけが勝つとか誰も言ったことないようなこと言いたいと思います。
SREはDevOpsというinterfaceの実装である
また、SREを実装するうえで技術的な要素はもちろん大切ですが、SREの組織として「どのようにすればうまく状況が共有されるのか」「どのようにすれば横断的な運用管理ができるのか」を考えて行動することも大切ではないかと思います。技術のみに囚われすぎず、定期的なミーティングや組織体制の見直しを行うことで、より良い体制作りができるのではないかと夢想してました。